加齢黄斑変性症を予防する

 後で少しだけ詳しく紹介しますが、今のところ加齢黄斑変性症に対する治療は不完全な部分が多いというのが現状です。

 もう少し医療が進歩すれば、色々な手術や選択肢ができると思うのですが・・・。

加齢黄斑変性症のイメージ

 となると、一般家庭でできることといえば予防することや、進行を遅くするということになります。具体的にはこんなところに気を付けていくと良いでしょう。

食生活に気を付ける

 加齢黄斑変性症のリスク要因として、肥満(欧米食が原因?)があげられているので、可能な限り食生活は野菜中心にしたいところです。

サラダのイメージ

 緑黄色野菜に含まれるビタミンC、E、βカロチン、ルテインなどには、活性酸素を除去する強い抗酸化力があるので、加齢黄斑変性の予防のためになると考えられています。

 また、青魚に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)などのオメガ3系の脂肪酸には血液の流れをサラサラにする作用がありますので、お肉よりも青魚を積極的に食べたいですね。

 目の健康に良いと言われる成分は以下のようなものが有名です。

  • ルテイン:ほうれん草、ブロッコリー
  • ビタミンA:レバー、ニンジン
  • ビタミンC:赤ピーマン、キウイ
  • ビタミンE:アーモンド、たらこ
  • オメガ3:えごま
  • 亜鉛:牡蠣、牛肉

ミネラル成分亜鉛とは?

 亜鉛は少し他の成分と毛色が異なる感じですので、紹介したいと思います。

 体の中にはSOD(スーパーオキシドジムスターゼ)という活性酸を退治してくれる酵素があるのですが、亜鉛はそのSODの構成成分です。亜鉛が減少するとSODの量も減ってしまうと考えられます。

 実際、亜鉛の血中濃度の低下と加齢黄斑変性症の関連が研究されているところなのです。

紫外線やブルーライトを避ける

 紫外線やブルーライトは加齢黄斑変性症の原因だと考えられています。普段からUVカットやブルーライトカットの眼鏡を着用するのも良いですね。

強い日差しと紫外線

 また、上で紹介したルテインという成分は『天然のサングラス』とも呼ばれている成分で、目に入ってきた紫外線やブルーライトなどの有害な光から目を守ると言われていますので、積極的に摂りたいところです。

定期的な眼科検診

 急激に悪化すると視力・視野異常にも比較的すぐに気付くことが多いのですが、徐々に進行した場合や片目に異常があるような場合は異常に気付きにくいものです。

目の健康チェック

 日頃から片目ずつ見え方をチェックしているような生活を送っていれば問題ないかもしれませんが、40歳を過ぎたころから最低でも年に1回は眼科検診を受けることをおススメします。



注目成分のルテイン

 加齢黄斑変性症のことを調べていると必ずと言っていいほど登場するのが、ルテインという成分です。加齢黄斑変性症に対する治療法が完全でないので、ルテインに注目が集まっているのです。

ルテインサプリメント

 目の黄斑部には、天然のサングラスと呼ばれる色素ルテインが豊富に含まれています。アメリカの研究によると、加齢黄斑変性症の患者を調べてみると黄斑部のルテインが減少していることが分かっています。

 ですので、ルテインを積極的に補給すれば加齢黄斑変性症が予防できるのでは?っと考えられています。

アメリカでの研究調査

研究調査

 アメリカで行われた調査によると、毎日ルテインを摂取し続けた場合、積極的に摂取しなかった人たちと比べて、加齢黄斑変性の発症リスクが約4割も低くなったという研究調査もあるくらいです。

 ただし、その他の研究ではそこまで大きな差は見られなかったという否定的な研究結果もあります。ルテインがすべての加齢黄斑変性症を予防するわけでもないし、治癒してしまうようなわけでもなさそうなので、この辺りは研究がより進むことに期待されますね。

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加齢黄斑変性症とは何か

 加齢黄斑変性症の予防を考える上で重要なことなので、加齢黄斑変性症とは何かについてもざっと紹介しておきたいと思います。

高齢の男性

 まずは分かりやすくなるように言葉を分解してみたいと思います。

 【加齢黄斑変性症】=【加齢】+【黄斑】【変性症】ってことです。【加齢(歳をとること)】【変性症(変化してしまうこと)】ってのは説明は特に必要ないと思いますので、【黄斑】を説明しようと思います。

 【黄斑】というのは網膜の中心にあり、物を見る役割の中心部となっています。これが視力を支えている重要な部分なのです。

 つまり【加齢黄斑変性症】とは、この【黄斑】部が【加齢】に伴って【変性】(異常が生じる)してしまう病気ということです。元々、加齢黄斑変性症は日本人には少ない目の病気でしたが、近年急増してきており、失明の恐れもあるのです。



加齢黄斑変性症の症状とは

 加齢黄斑変性症になると【変性】してしまった部分を修復しようと網膜の外側から細かい血管が造られます。正常な状態だと血管は造られないのですが、修復しようと作られる正常な反応なのです(ガンでも同じようなことが起こります)。

 目の組織を修復するための栄養や酸素をたくさん送ろうとする正常な働きなのですが、新しい血管は細くもろいものが多く、出血しやすいのです。

血管のイメージ写真

 出血が起こるとその部分が膨れ上がってしまい、その部分がうまく酸素や栄養を受け取ることができなくなり、細胞が死んでしまうのです。細胞が死んでしまうと、当然視力に影響を与えてしまうのです。

 具体的にどういった影響を与えるのかというと、

  • 視野の中心部が歪んで見えたる
  • 黒くぼやけて見えにくくなったる
  • 視力が極端に低下したりする

 などの症状があらわれるのです。

日常生活で気付く症状

眼精疲労

 急激に悪化すると視覚異常は気づきやすいのですが、徐々にゆっくりと進行したり、片目だけに異常が起こるような場合は、視覚異常に気がつきにくいので注意が必要です。

  • よくつまづくようになった
  • お茶が上手く注げなくなった
  • 細かい文字が読みにくくなった
  • 車の運転が怖くなった

 などの気になる症状があれば、加齢黄斑変性症を含めた眼病の可能性も疑ってみると良いでしょう。



加齢黄斑変性症は何が原因で起こる?

 名前で分かると思いますが、原因の1つとして【加齢】があげられますが、その発症メカニズムは完全に解明されていません。

 加齢が直接の原因であるとすれば、高齢者全員がこの病気になってしまうのですが、そうではありませんよね。

 その他の要因の1つとして活性酸素が原因物質として考えられています。

喫煙習慣

 例えば、紫外線、喫煙、ブルーライトなどにより活性酸素が発生し、黄斑を傷つけてしまいます。その修復が若いうちはうまく修復でき、回復するのですが、加齢とともにうまく修復できなくなることで起こるというわけです。

 もちろん、これら以外の生活習慣なども関係すると考えられているのですが、メカニズムがはっきりと分かっていない部分も多くまだ謎多き疾患なのです。

加齢黄斑変性症になるリスクの高い人

加齢黄斑変性症になるリスク

 あくまでもリスクが高くなるという意味であり、こういった人の全員が加齢黄斑変性症になるわけではありませんのでアシカラズ。

  • 喫煙習慣のある人
  • 光をよく見る人
  • 肥満の人
  • 家族に加齢黄斑変性の人がいる人

 喫煙習慣はいろいろな病気のリスクを高めることで有名ですが、加齢黄斑変性でも大きなリスクになることが分かっています。喫煙により活性酸素が増えることが影響すると考えられています。非喫煙者に比べ4~5倍なりやすいという報告があります。

リスク要因

 光にも色々ありますが、直射日光=紫外線であり、活性酸素によるダメージを与えます。また、近年ではパソコンやスマホの発するブルーライトでもダメージを与えることも分かっています。

 アメリカの研究によると、肥満との関係も指摘されています。肥満の人は、網膜への血流が悪くなることが分かっているからです。

 日本では欧米食が進むとともに、加齢黄斑変性症が増えているので、カロリーの高い食事~肥満~加齢黄斑変性症っという流れなのかもしれません。

肥満も加齢黄斑変性症のリスク要因

 加齢黄斑変性症は遺伝的要因が関係していることがはっきりしています。とはいえ、他の病気と同じで、遺伝=発病ではありません。なりやすい可能性があるというだけです。ただ、油断していいわけではありませんのである程度意識はしておくといいでしょう。



加齢黄斑変性症の治療法

レーザーによる治療

レーザー治療

 滲出型の治療で行われるものの代表的なものにレーザー光凝固術というものがあります。ざっくりいうと、黄斑部の異常がある部分をレーザー光線で焼きつぶすというものになります。

 ただ、レーザー光線は正常な部分も破壊されてしまう可能性も多く、それが元で視覚異常が発生してしまうというケースもありますので、ノーリスクで行える治療ではありません。

抗VEGF療法

アイリーア

 何だかよく分からない英語が出てきたので、拒絶反応が出てしまう人もいるかもしれませんが、要は注射剤による治療です。

 専門的な話になるので、難しい話ですが、黄斑部の変性にはVEGFという物質が関係しているので、このVEGFを抑えるために抗VEGF剤という薬を注射するのです。

 一度、注射してしまえばそれで治療終了!!っというわけにはいかず、VEGFが増えないように定期的に注射する必要があります。治療方針にもよりますが、月に1回の間隔で、数回以上の継続治療が推奨されています。

 また、お薬のお値段がとても高いのも気にかかります。3割負担でも1回5万円くらいします・・・。

 レーザー治療でも抗VEGF療法、どちらの治療法でもそうなのですが、治療効果に個人差が大きいところもあり、まだまだ悩ましい部分が多いのも事実です。主治医にリスク&ベネフィットをしっかりと聞いてください。

iPS細胞や人工網膜を使った治療

移植手術

 2014年にiPS細胞を使って移植手術が行われました。術後1年しても経過は良好のようですが、3年目の評価などまだまだ詳しい調査が待たれているところです。

 いまだ『未来の治療法』という部分は脱していない感じですが、明るい話題の1つだと思います。



加齢黄斑変性症には種類がある

2種類

 詳しく紹介するといくらでも難しくなってしまいますので、誤解を恐れず、できるだけ簡単に紹介したいと思います。加齢黄斑変性症は大きく分けると2種類あります。

委縮型

 萎縮型の黄斑変性症は比較的進行しにくいタイプなのですが、現状では有効な治療法がはっきりしていないのが問題点の1つです。加齢黄斑変性症の約2割程度がこの萎縮型だといわれています。

滲出型

 滲出型の加齢黄斑変性症は放置すると6割以上の人で視力が0.1未満になってしまうとも言われており、悪くなりやすいタイプです。日本人に多いのがこちらのタイプになります。

 滲出型はさらに細かく分類されていますが、話が難しくなりますので、ここでは紹介しません。



家庭でできる予防法は少ない

 ここまでしっかり読んでいただいた方はよくわかったかと思うのですが、現状、予防としてできる行動もそれほど多くないです。

 食生活を変えることと、生活習慣を変えることくらいしかできることがないとも言えます。

 また、病院での治療法ももう少しすれば画期的な方法ができそうなのですが、今の段階では一部不完全な治療と言わざるを得ません。

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